胆石症 溶解療法 ESWL

胆石症胆石症は、胆のうから分泌される胆汁の成分がか固まり、石のようになる病気です。胆石症はこの石のように固まった胆石のある場所によって胆のう結石、総胆管結石、肝内結石に分類されます。

胆石症は日本人の10%〜15%に発症していると推測され、主な原因は日常の食生活にあると考えられています。
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溶解療法とESWLについて

胆石症の治療としては、結石を溶かして治療する溶解療法という治療法があります。この治療法は普段と同じように生活しながら行う治療法ですが、この治療法には治療が行える条件があります。

 

その条件は結石が純コレステロール結石であること、結石が石灰化(カルシウム沈着)していないこと、胆のう内に結石があること、結石の大きさが直径15ミリ以下であること、胆のうに石灰化がなく異常もないこと、痛みなどの症状がないこと、肝機能障害がないこと、という多くの条件が満たされていなければなりません。

 

胆石症の溶解療法は利胆薬(りたんやく)という、コレステロールと胆汁酸が含まれた薬を使います。この薬で結石の表面からゆっくりと溶かしていきます。また、この薬には新しく結石を作ることを防ぐ効果もあります。

 

漢方薬に「熊の胆」という薬がありますが、成分は利胆薬と同じものです。薬の服用は、毎日、一日3回食後に服用し、治療期間は早くて半年、中には2年近くかかる方もいます。

 

また、この治療法は完治する確立は低く、多くの場合は結石が小さくなって症状がなくなるというケースです。さらに、新たに結石ができる可能性もありますので、薬を服用しながら日常の食生活にも気を付けなければなりません。

 

最近では溶解療法に加え、ESWLという治療法を併用します。ESWLは身体の外部から結石に衝撃波を当てて結石を砕いて小さくし、尿と一緒に外へ出すようにします。このESWLは結石が胆のう内か総胆管にある場合に行います。